初めての神棚を購入される際のポイントや神棚の基本をご紹介します。
まずは神棚の意味やどんな時におまつりするか、神棚の種類、選び方など。
さらにお神札の意味や取り替えの説明などを詳しくご説明いたします。
神棚とは、家の中で神様をおまつりする特別な場所、神社で受けたお神札(おふだ)をおまつりする神聖な場所のことを言います。
お神札を神棚におまつりすることは、神聖で尊いものを他から区別させるという意味があります。
神棚を通して家庭でのおまつりを行うことは、神様の恵みに感謝する心を養い、優しさや思いやりの心を育みます。
暮らしの中で神さまに感謝し未来を願い、柏手を打つ。神棚には、この国の美しさがあります。
いつ神棚を始めればいいのかは、なかなか分かりにくいのではないでしょうか。
神棚を初めて祀るタイミングや新しい神棚に買い換えるタイミングをご説明します。
新築・増改築・新規開店などの時には神棚をおまつりし、一家の繁栄と商売繁盛を祈ります
二人の幸せな家庭を願います。赤ちゃんの誕生に合わせてまつり、命名書は神棚の下に下げます。
今年も豊かな実りと大漁を、と心からの願いを込めて。
受験の合格、競技の必勝祈願、七五三や入学・卒業など、日々の暮らしを幸せで豊かなものにと祈ります
神棚の種類はとてもたくさんあります。どれを選んでいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
初めて神棚を買う際の注意事項や選び方をご説明いたします。
まずは選んだ神棚が設置場所に納まる大きさであるか。またその神棚の中にお神札が納まるかも重要です。購入前にまつる場所の寸法とお神札のサイズをご確認ください。
神棚と言っても様々な形・デザインの神棚があります。
基本的には従来からある扉が付いた一社型や、三社型のような本格神棚、洋風住宅やマンションなどリビングにもピッタリなモダン神棚など、種類は豊富にありますので、設置される場所や住宅の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
神棚はこれでないとダメということはありません、環境に合わせおまつりするにふさわしいものをお選びください。
ただし、日本の神様をおまつりするものなので日本製神棚をおすすめします。また自然から恵みを頂いた素材(桧などの木材)の神棚がいいでしょう。
※神棚の里の従来型神棚は日本製になります。はじめての方で神棚選びにお困りの際は神棚の里までお気軽にご連絡ください。
※お問合せはこちら
神棚よりも大事なお神札。お神札をお祀りして初めて神棚となります。
お神札の意味やお神札の種類、お神札を受ける場所(神社)をご説明します。
※一般的にお札と書く方が多いですが正式にはお神札(おふだ)となります。
お神札は、神前にて降神の儀を受けた神さまの御霊(みたま)が宿られた御璽(みしるし)。神さまから授かるものですので大切に丁寧に扱いましょう。
三重県伊勢市に鎮座する伊勢の神宮は「天照大御神様」をおまつりしています。 天照大御神様は日本人の総氏神様であり、神宮のお神札を「神宮大麻」といいます。
氏神様は土地やそこに住む人々をお守りくださる神様。古くは氏性が同じ一族に縁の深い神様を氏神様とよび、氏神様をまつる神社のお神札を「氏神大麻」といいます。
※神棚には伊勢神宮のお神札(神宮大麻)と共に氏神様のお神札(氏神大麻)をまつりましょう。どちらも氏神様の神社で受けることができます。
お神札は一度おまつりしたらずっとそのままではいけません。
お神札の取り換えるタイミングや、お神札の守護期間(取り替え時期)をご説明します。
お神札は一年に一度お取替えします。
神さまの宿ったお神札は一年経ったのち、神社へ感謝の気持ちをこめてお返しします。
そして新しい一年を平穏無事に暮らせるよう、新しい御霊が宿ったお神札を受け、新たにおまつりします。その際には神棚をお手入れしてきれいにしてから新しいお神札を納めましょう。
神棚や神具が痛んでいたり汚れてしまった時は取り換えましょう。
神棚や神具も新年にあわせて新調されると良いでしょう。